介護職時代に株式運用をしている認知症の男性とおしゃべりした印象につきまして
おはようございます。
で株価が上がっているといっておりました。
認知症関係の薬は各メーカーが我先に開発している
ようですが、ほぼ途中で断念しているようですね。
やはり、脳にかんした薬は難しいんだろうなー
と私見ながら感じました。
以前、介護職パート勤務していた時に
入浴介助中に初対面の認知症にて株取引をしていた
おじいさんと話すことがありました。
初対面であり、さらに初入浴の方は緊張されており、
さらにさらに相手は裸の状態ですので、
できるだけ緊張を和らげることには
心がけておりました。
何がいいかと私ながらに考えた結果、
スムーズな日常会話を継続して続けて
沈黙の時間を短くすることでしたね。
いつものように初対面のおじいさんと会話していると
相手がどういった傾向の話をしてくるかが
なんとなくですが見えてきます。
なんとなく経済的な話をしてきましたので、
昨日の株価の話などしてみると、
ものすごい勢いで食いついて来られました。
この方はこの分野に興味があるんだなと分かり、
どこの株がこれから伸びてくるのかや
この株で利益を出したかなどいろいろと
話して来られました。
※私なんかより余程お詳しいですね
一人当たりの入浴時間が20~25分と決められており
あまりおしゃべりする時間はないのですが、
一向に話を辞めて頂けないのがちょっと困りましたね。
しかし、その方は服の着方や食事の時間や今どこにいるのかなど
あいまいな感じがありました。
他の職員に利用者の症状を確認すると、
認知症が重くなったので、
施設利用されたと言っておりました。
確かに、日常的な動作に関しては
サポートがないと対応できない印象は
入浴介助中の動作で感じました。
日常会話においても、指示があまり入らない
傾向もみられました。
しかし、私と株の話をしていた時は、
非常に詳しく企業を分析しており、
どういった理由からこれからは
この企業が伸びると思うなど
明確な会話をされておりました。
いまでも、元同僚から認知症のおじいさんが
私がどこに行ったのか気にされていると
ききました。
風呂での会話は楽しいですが、職員によっては一人10~15分で
効率を重視する傾向が強いです。
当然、そんなあわただしいと利用者自身もはいるだけで
精一杯であり、会話する余裕なんてありません。
社会保険料が日々圧迫している状況から、従業員がいかに
効率を求めらえているかは十二分に承知しております。
これから、2025年に後期高齢者人口がピークを
迎える状況下で、日本の介護はどうなっていくのかと
思います、今日この頃です。